信州の善光寺と言えば、「牛に引かれて善光寺参り」と言いますよね〜。
先日は思い掛けずに行ったわけではなく、ＴＶで１月１５日まで「御印文頂戴（ごいんもんちょうだい）」と言って、お坊さんが参詣者の頭に「御印文」（手に持ったぼんぼんみたいなもの）押し当ててくれる行事をやっていると聞いて出かけてみました。極楽浄土へ行けるらしいです。(*^_^*)

2007.1.14
私は数回行ったことがある善光寺ですが、彼は行ったことが無いと言うことで、お昼を過ぎてから「じゃぁ、行ってみようか。。。」と、何とも無計画に出かけることにしました。
会社の人達を誘うも、こう急では誰も乗りません。そりゃそうですよね〜。(^_^;)
ＴＶで見た「御印文頂戴」は４時までと言うことで、ぎりぎり間に合うか否か。いつものようにこんな感じであとはナビ任せで出かけました。

帰りにはお蕎麦を食べる！これだけは決定です。
私的には時間があったら川中島の古戦場跡も見てみたいなぁ〜。長野インターのすぐ近くなんです。

小諸インターから高速に乗ることにするので、浅間サンラインの綺麗な風景を見ながらご機嫌です。上信越道「小諸」インターから高速に入ると、八ヶ岳や北アルプスの山々が見えたりします。白く輝いて綺麗です。
走ること３，４０分位でしょうか、長野インターで降ります。途中「松代大本営跡はこの辺かもね〜。その内見に行こう」などと話しました。
長野市はやはり県庁所在地！賑やかですね。町中が多少混雑していますが、それを通り越せばすぐに善光寺です。近辺にはいくつかのコイン駐車場などがありますが、混雑する時は駐車場、足りるのかな〜？
裏の方にお寺の駐車場が有るようですね。境内案内図

今年は国宝の本殿再建三百年だそうです。また山門は修復工事中で残念でした。

本堂では「びんずる尊者」をなでなでしてから「御印文頂戴」を希望する人達行列に並びました。間に合いました！

ご印文を頂戴した後は、内陣へ。いよいよご戒壇巡り。彼の後について階段を下りると、文字通り真っ暗。声からするとどんどん先に行ってしまう彼。後ろのご婦人二人の声に励まされて、やっと錠前に辿りつきます。「これですか？」「そうそう、これです」と教えて貰い、やっと極楽浄土です(^_^;)。少し明るくなって登り階段が見えると、何となくホッとしました。でもなんか楽しい体験です。
多分、ご戒壇巡りは三度目だと思いますが、こんなにガラガラなご戒壇巡りは初めてで、前は、知らない前の人と後ろの人とがみんな手を繋いで文字通り数珠繋がり状態。そして前の人が後ろの人に「これよこれ！」と順に錠前も触らせてくれて、ちっとも怖くなかったのに。。
でも錠前にこんなに良く触ったのも初めてでした。

さて、残るはお蕎麦です。彼はいろいろなお店の様子を伺いながら結局「どこも同じようだね」と決まらない様子。通りに出たすぐ右手の古そうな無難なお店に入りました。味はまぁまぁかな？お蕎麦はしこしことしていました。素朴な感じのお蕎麦でした。

後から聞いたところによるとお蕎麦ではないですが、「藤屋」のランチがとても良いらしいです。
私達はお蕎麦のあと、ここでコーヒーを一杯。

すっかり暗くなってしまい、川中島の古戦場跡はもう閉館。公園のようになっているらしく、駐車場入口は閉鎖となっていました。
また次の機会にきましょう。